テール　ソンブルは濃暗色の意。
凝縮した果実味と引き締まった酸味、パワフルな味わい。

バルト―ロ・マスカレッロは、バローロ村の中心部に位置し、19世紀末からワイン造りを行う小規模生産です。現在は娘のマリア・テレーザ女史が栽培から醸造までを父の教えを厳格に行い、バローロの伝統的なスタイルにこだわり続けています。発酵の温度管理をせず、まったくバリックを使用しない伝統的手法を採るこの様なメーカーは、今では片手で数えられる程しか存在していません。毎日2回のルモンタージュ。セメントタンクにて温度調整無しに15～20日間発酵。3年間ボッテにて熟成。スーティラージュは2回のみ。ブドウの出来の悪い年には徹底的に選果を行ないます。そのため生産量は少ない。1haのカンヌビ。0.38haずつのルーエとサン・ロレンツォ。1haのトリリオーネ（ラ・モッラ村）の4つの異なるクリュで収穫されたネッビオーロをブレンドした伝統的なスタイルのバローロを造ります。

ナパ　ヴァレーラザフォードに位置する生産量471ケースの希少ワイン。
凝縮した豊かな香りと後味までしっかり広がるタンニンが心地良い。

ボルドーから南東は40㌔のガロンヌ川右岸に位置。
ハチミツやアンズの凝縮した香り、エレガントは口当たりの甘口ワイン。

ラザフォードの最北西端にあるマヤカマスの段丘で日を浴びるフローラルスプリングス。
オークヴィルのクロスロード・ヴィンヤード産葡萄を使用。マロラティック発酵、ステンレス樽で醗酵し
小さなオーク樽で熟成。パイナップルやバニラの香り、しっかりとした酸味があり柑橘系のフレーバーが
心地良く広がります。

トスカーナでトップクラスに君臨する造り手フォントディの最上級キュヴェ。
樹齢30年以上のブドウから造られカシスやカカオのような凝縮した香り、力強くしっかりと残るタンニンが
心地良く広がります。

カステル　サント　アントーニは1999年、カヴァの聖地サン・サドゥルニ・ダノヤに設立したブティック・ワイナリーです。「ジャズ・ナトゥーレ・レセルバ」は、地元バルセロナ出身の世界的ジャズバンドである「チェル・ススト＆アウグスト・タラッツ・トリオ」とのコラボレーションによって、2017年の秋に誕生した作品です。2013年以降はオーガニック栽培を行い樹齢約25年、15ヶ月間以上ビン熟成。ドザージュはゼロのカヴァです。

アルジャーノは、ブルネッロ　ディ　モンタルチーノの最南端地区サンタンジェロ　イン　コッレのシンボルとなる生産者の1人です。ブルネッロのアぺラシオンで最も暑いエリアで、ブドウの成熟も早く他の生産者より2～3週間早く収穫することもあります。土壌は砂や粘土、石灰を含みワインはボリューム感のある味わいが特徴です。プラムやハーブの凝縮した香りとボリューム感ある酸味が魅力的です。

フラワーズは、ペンシルバニア州の育苗業を営むウォルト＆ジョアン・フラワーズはこの「寒すぎる」土地で長年の夢であったワイン造りを始める事を決意、周囲の嘲笑をよそに海を見下ろす丘の上の小さな土地を見つけ設立されたワイナリーです。カリフォルニア名物の「霧」の下ではブドウの成熟が足りない。そのため彼らの畑は霧の及ばぬ約400メートルの高地にある。カリフォルニアの強い日差しと低い気温、この相反する要素が他のどこにもない独特な風味を与えます。ソノマ　コースト　シャルドネは、優良な契約栽培家と自社畑のシャルドネをブレンドし、醸造は自社及び契約畑 / 発酵: フレンチオーク 熟成: フレンチオーク (18%新樽) にて11ヶ月。味わいは、リンゴやバニラの凝縮した香りとしっかりとコクのある酸味が特徴です。

ソレンゴは1995年初リリースされ、サッシカイアを手掛けた伝説的エノロゴ、ジャコモ・タキスによって生み出され、イタリアのワイン史にその名を刻む革新的な作品となりました。カシスやスパイス、タバコの凝縮した香りとエレガントでありながらしっかりと後味まで残るタンニンが印象的です。

ギャリーファレルは、かつて一世風靡したワイナリーです。2012年に醸造長に抜擢されたテレサ・ヘレディアは、ブルゴーニュのドメーヌ・ド・モンティーユにて伝統的なワイン造りを学んだ彼女が造り出すのはギャリーの時代のリッチなスタイルとはまた違った、ソノマの冷涼エリアで育まれるブドウが持つエレガンスを最大限に表現した素晴らしいクオリティのワイン。セレクション　ピノ　ノワールは、ロキオリ・ヴィンヤードを含むロシアン・リヴァー・ヴァレーの８つのトップクラスの畑から厳選されたブドウを朝摘し、一部は除梗せずに仕込みます。ブラックベリーやスパイスなどの凝縮した香りとまろやかな酸味が特徴です。

ケン・ライト・セラーズ ウィラメット・ヴァレーのピノノワールは、世界的に有名なシングル・ヴィンヤードのピノノワールのそれぞれの畑を熟考してブレンドしたものです。最適な場所選びと葡萄畑の健康に細心の注意を払い極端に低い収穫量で偉大なワイン造りをします。土壌は火山性土壌でアメリカンチェリーやシナモンの芳醇な香りでジューシな口当たりでバランスとれた酸味が特徴です。

カパンナは、モンタルチーノ北部の良質産地モントソーリに1957年創業されたワイナリーです。
約20ha所有する畑の土壌は、ガレストロと呼ばれる白亜の石灰質と泥灰質の混成土壌を持ち硬質なスタイルのワインを造るのに優れた環境です。ブルネッロのブドウは樹齢20年以上の古木を使用。大樽で発酵、大樽で36か月熟成させ凝縮した果実とまろやかながらボディのしっかりとした酸味が余韻長く広がります。

リアンは、クリュ・ボージョレの中心地フルーリーを中心として、ムーラン・ナヴァンやボージョレ・ヴィラージュに7haの畑を所有している。彼の哲学は当然ながら自然そのもの。合成化学物質を使用しない自然栽培を実践している。ノースルフィット　ノークライはガメイ種を使用。イ 砂質花崗岩に植わる樹齢80年以上の古木のぶどうを全房で21日間醸し。その間炭酸額充填なし、ピジャージュ、ルモンタージュも行わず、半分はプレス後樽、もう半分はグラスファーバー製タンクにて7か月熟成。キュヴェ名は音楽好きなリリアンがボブ・マーリィの名曲「No Women No Cry」に引っ掛け亜硫酸嫌いを表現。

コルテレンツィオは、1960年に26軒の葡萄栽培農家によりアッビアーノに設立された協同組合ワイナリーです。ラフォアはコルテレンツィオのトップキュヴェです。樹齢の古い樹の厳選された葡萄を使用。醸造は10日～14日間マセラシオンを行い、新樽と旧樽のバリックに移しマロラティック発酵。24ヶ月熟成させビン内熟成12か月行います。味わいはプラムやハーブの凝縮した香りとまろやかで余韻長く広がるタンニンが心地良いです。

コングスガードは、究極のテロワールワインを造りだすワイナリーです。シラーはナパ　ヴァレーのカーネロスを代表する銘醸畑ハドソン　ヴィンヤードから造られます。冷たいサンパブロ湾からの霧と冷気の影響により密度の高い果実味を備えたブドウを新樽比率50％のフレンチオークにて熟成させた後、無ろ過・無清澄にて瓶詰めを行います。凝縮した果実味と緻密なタンニンが織り成すリッチな味わいです。

アロウホ　エステート　ワインズは、バートとダフネ・アロウホによって設立されたカリフォルニアワイン醸造所です。有機的にまたはバイオダイナミック製法を使って栽培され、小さいロットでの限定したワイン生産を行っています。 シラーがこのエステートに最初に植えられたのは1978年。プラムやタール、スパイス、カカオの凝縮した香りとシルキーなタンニンが余韻長く広がります。

マヤカマス　ヴィンヤーズは、ナパ　ヴァレーのマヤカマス山脈南部マウント　ヴィーダーの頂上近くに位置する老舗ワイナリーです。1889年設立と歴史あり上質なシャルドネとカベルネソーヴィニョンを造り出します。ワイナリーの敷地は190ヘクタール。ナパ・ヴァレーで最も冷涼で、ブドウの生育期が長く平均収量がとても少ない産地として知られるマウント・ヴィーダーAVA に位置します。シャルドネは、使用済みの樽で熟成させ、ブドウ本来のミネラルが特徴のワインです。

ルイジ・ピラは、バローロのトップ生産者がこぞって畑を購入する注目の畑セッラルンガ・ダルバに1950年にワイナリーを構えたワイナリーです。
セッラルンガの畑は、マレンカの畑とワイナリーの直ぐ下の畑の葡萄から造られるバローロです。樹齢は25年～60年。大樽（2500L）で24か月熟成。
黒スグリやスパイスなどの凝縮した香りとまろやかな口当たりでしっかりと広がるタンニンと酸味との調和のとれた味わいです。

コルテレンツィオは1960年、26軒のブドウ栽培農家によってアッピアーノに設立された生産者協同組合ワイナリーです。標高250～500mの異なった特徴を持つ土壌の性質に合わせて栽培するブドウを選び、その個性を発揮出来るワイン造りを行っています。ラフォアシリーズは、コルテレンツィオのトップキュヴェです。醸造は、短いマセラシオンを行い半分をステンレスタンク、25%を大樽、25%をバリックにて発酵。一部のみマロラティック発酵を行いシュールリーで8か月熟成後、ステンレスタンクでブレンドしボトリングします。アカシアの花やハーブの凝縮した香りとほんおりオークのニュアンス。
まろやかながらしっかりとした酸味が余韻長く広がります。

リンカーン　セラーズのラベルには、黒字に金色のシルクハットが描かれているワインです。畑は、ナパ市街の北に位置するオークノール。冷たいサン　パブロ湾から生育期間の夜から朝にかけて冷たい霧が入りブドウ畑を冷やし、日中には日照を受けたブドウは完熟しながら綺麗な酸味を保ちます。高品質なシャルドネ栽培に最適な地区です。醸造は、仏産樽（1年使い）にて8か月熟成。瓶熟4年半。味わいはかりんやナッツの豊かな果実味と滑らかな口当たりの酸味が余韻長く広がります。

フロッグス　リープは、1981年カエルの養殖場として知られていたミル・クリークでオーナー＆ワインメーカーのジョン・ウィリアムスとラリー・タリーの共同経営でスタートしたワイナリーです。バイオダイナミックスの第一人者でいてワイナリーで使用する電力を100%ソーラー発電によって賄っています。ピンク　ラグルヌイユは樹齢75年、オーガニック＆ドライファームのカリニャン100%使用し、ステンレスタンクで発酵。イチゴやチェリーの果実味と爽やかでありながら引き締まる酸味が特徴です。

カサディは、トスカーナ地方アルタマレンマを訪れ海から13kmの場所に位置するミネラル豊富な地を見つけ200年初めに設立されたワイナリーです。地中海性気候で日中の温暖な気候が海からの風で和らぐ良い環境で持続可能な地球環境をテーマにした「ビオインテグラーレ」がカサディから生まれました。フィラーレ　41は、国際品種プチ　ヴェルドを100%使用。10月初旬に手摘み、6～8℃の冷蔵庫で24時間保管。破砕後30hlのセメントタンクで8日～10日間低温でマセラシオンしながら自然発酵。熟成はフレンチバリックの新樽で22～24か月。プラムやスミレの複雑味のある香りとスパイシーさが引き立ちコクのあるタンニンが余韻長く続きます。

ラスフィニ―は、海辺のリゾート地として名高い英国一の日照時間を誇るサセックス地方に位置。チョーク土壌が豊富な地域でシャンパーニュと同じ白亜紀の土壌です。ラスフィニ―と海の距離は僅か5km。畑と海の間に小高い丘があり、この丘がピノ系品種にとって冷たすぎる海風の影響を和らげています。南向き斜面を照らす英国一の日照と、夜間に吹く冷たい海風が昼夜の寒暖差を発生させ、美しい酸を生み出します。畑の環境を守るためなるべくナチュラルな栽培が行われ肥料は一切不使用。収量は6～８ｔ/haの低収量。ブドウは全て手摘みで行い、ブドウに優しく圧搾できる最高級コカール・プレスを使用。ワインとしての状態で８～10か月ステンレスタンクで熟成させ、更にビン内熟成は30か月から最大60か月。柑橘系やブリオッシュの香りとミネラル豊富な酸味が印象的なスパークリングワインです。

モンテ二―ドリは、大量消費型のワインが蔓延していたヴェルナッチャの可能性を信じ1965年に創業したワイナリーです。22ha所有するブドウ畑は東向きで早朝に日照があります。土壌は粘土質土壌。収穫は9月下旬でセメントで発酵させバリックで18か月熟成させます。1971年にファーストリリースされた古木のみを使用し造られる芳醇な味わいのワインです。

エリック　ロマンジェは1970年からドメーヌとして瓶詰から開始。ブドウは全て有機栽培で行い天然酵母を使用。ストランジェンベルグは丘の名前で平均樹齢35年。発酵はステンレスタンクで行い27℃以下。。抽出はルモンタージュで行い約20日間浸漬。14か月ステンレスタンクで熟成させます。
ベリー系の豊かな果実味とミネラル感が余韻長く広がります。

ジットンは1945年にマルセル・ジットンが設立されたワイナリーで、区画ごとの醸造をサンセールで初めて実行に移したパイオニアです。土壌の上面は火打石シレックス、下は石灰質の1.2haの畑。発酵はステンレスタンクで行い、18か月の樽熟成。チェリーやスパイスのまろやかな香りと柔らかく後味まで広がるタンニンが心地良いです。